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【水合わせ】水槽に魚を入れるときに水合わせは必須!【初心者】【アクアリウム】

 
若宮 慶

みなさん、こんにちは。若宮です!

今回は水合わせの方法について解説します!

Youtubeでも開設しておりますのでご覧ください

魚などを購入し、自宅の水槽に導入するときに水合わせは必ず行いましょう。

その具体的な方法を解説していきますので、これからアクアリウムを初めて見たい方は最後まで読んでいってくださいね。

水あわせはなぜ必要?

まずなぜ水合わせが必要なのか解説します!

水合わせは導入する魚を、水槽の水温と水質に少しずつならしていくことです。

水合わせをしないと魚が水温差や水質差があることによってストレスを感じてしまいます。

このストレスで病気になりやすくなってしまったり、消化不良を起こしたり、最悪の場合死んでしまいます。

特に熱帯魚は水質の変化に弱いので、急に違う水の中に入れることは止めましょう。

水合わせの方法

今回は水あわせの主な方法を2通り紹介します!

 

①一般的な方法

おそらくほとんどの人が今から紹介する方法をやっていると思います。

順番に解説すると

1.買ってきた魚を袋のまま入れる水槽に浮かべる

水合わせ

ペットショップや専門店で購入すると濃縮酸素をいれた袋のまま渡してもらえることがほとんどだと思います。

その袋を入れたい水槽に浮かべましょう。

2.そのまま20~30分浮かべて水温を合わせる

水槽に袋を浮かべたら20~30分ほどそのまま浮かせておきましょう。

こうすることで水槽内の水温に袋の中の水温が少しずつ合わさっていきます。

突然水槽に入れた場合よりも魚たちにとってストレスが軽減されます。

20~30分はあくまで目安です。

3.袋の口を開けて水槽の水を少し入れ10分待つ

ある程度水温が近づいたら袋を空けて水槽の水を袋の中に入れましょう。

この時に水槽の壁面にクリップや洗濯ばさみなどで袋を固定させておくと良いでしょう。

入れる水量は少しずつにしましょう。

水合わせ洗濯ばさみ

特に目安はないですが、コップ一杯以下が良いのではないかと思います。

入れすぎてしまうと水質を合わせる意味が無くなってしまうので注意してください。

4.3を2、3回繰り返す

次に水を少し入れる行程を2,3回繰り返しましょう。

心配な方はもう少しやって頂いてもかまいません。

注意することとしては袋の水が多くなってきたら袋の中の水は水槽に入れないようにしましょう。

袋の水を入れない理由は魚が入っていた水が悪い場合や薬剤が入っている場合があるので、元から水槽内に入っていた魚に影響が出てしまう可能性があるからです。

5.魚を袋からすくい、水槽に入れる

何度か袋の中に水槽の水を移したら魚を水槽に入れて水合わせは終了です。

この時も4の行程と同様、袋の中の水を入れないようにしましょう。

水が減った分は水温が同じ水を入れましょう。

そして魚も新しい環境に移ったばかりで初めは落ち着かないので、1日ほど餌を与えないようにしましょう。

仮に餌を食べたとしても消化不良になる可能性があります。

②点滴法

水合わせきっと

次に紹介する方法は水槽の水を点滴で少しずつ合わせていく方法です。

水合わせを慎重に行う必要がある場合や、時間に余裕がありなるべく魚にストレスを与えたくない方はコチラの方法をオススメします。

1.買ってきた魚をバケツなどの容器に出す

まずは袋に入った魚をバケツなどの容器に出しましょう。

この時に魚が酸欠にならないようにエアレーションがあるとなお良いです。

勢いよく袋から出すと傷が付いてしまう場合もあるので緩やかに袋から出しましょう。

2.入れたい水槽の水をチューブで点滴式に落とす

魚を入れた容器にエアチューブなどで入れたい水槽の水をサイフォンの原理を使って少しずつ足していきます。

このときエアチューブと一方コックがあるとやりやすいです。

出す水の量は一秒に2滴くらいが良いと思います。(感覚で申し訳ないですが笑)

こちらも出し過ぎると意味が無くなってしまうので注意しましょう。

少しずつ水を足していくことで水温と水質を同時に合わせていくことができます。

容器に水が一杯になったら水をある程度捨てて繰り返します。

どのくらいまでやれば良いかの目安はバケツ2杯分くらい足せば十分でしょう。

より丁寧にやりたい方は水温計で水温が合っているか確認すると確実です。

3.ある程度水を加えたら水槽に導入する

そして最後に魚だけ水槽に移しましょう。

この時も水は水槽に戻さないようにしましょう。

逆に水合わせに時間がかかりすぎてしまうと、袋内で排泄物由来のアンモニアが原因でアンモニア中毒になってしまう恐れがあるので、時間のかけ過ぎも良くないです。

このときも水合わせから1日ほどは餌を与えないようにしましょう。

特に水合わせが重要な種類

最後に特に注意して水合わせする必要がある種類について紹介します。

注意して欲しいのは熱帯魚、エビ、金魚です。

熱帯魚は水温も高い環境を好むので必然的に水合わせに時間がかかると思いますが、水質の変化に弱いものが多いので注意が必要です。

エビも水温と水質の変化に弱く、ストレスで脱皮を短期間に繰り返して死んでしまうことがあります。

金魚は導入して数日後に白点病になることが多いです。

なるときはなってしまうので、ある程度は仕方が無いとは思いますが、適切に水合わせすることで白点病になるのを防ぐことができたり、もしなってしまっても水合わせで体力の消耗を抑えれば回復できるケースが多いです。

逆に貝類は水合わせを特にしなくても大丈夫です。

他には魚ではないですが、亀やカエルも特に水合わせする必要はないでしょう。

まとめ:正しく水合わせして魚への負担を軽減しよう!

いかがでしたでしょうか。

ただ魚を水槽に入れるだけでは魚にとって大きなストレスになってしまいます。

正しく水合わせをして魚の負担を軽減し、楽しいアクアリウム生活を送って頂けると幸いです!

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